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'''ツノダシ'''(角出、学名''Zanclus cornutus'')は、[[スズキ目]]・[[ニザダイ亜目]]・ツノダシ科の[[魚]]である。ツノダシ科は11種しかない。長く伸びた背びれが特徴であり、[[学名]]の“Zanclus”は「[[鎌]]」という意味で、この背びれの形状に由来する。ユニークな姿から人気の高い[[熱帯魚]]の一つである。
 
==形態==
[[体]]は平たく体高が著しく高い。体色は白く尾部は黄色みがかっており、黒く太い横縞が2本ある。[[口吻]]は細長く、付け根は黒く縁取られた黄色、[[口唇]]は黒色。中に多くの長い剛毛のような[[歯]]が生えている。[[目]]は正面のやや高い位置に並んでついており、目の上に一対の角状の突起がある。背びれの第3棘が長くひも状に伸びている。成魚では体長が25cm程度になる。
 
[[チョウチョウウオ科]]の[[ハタタテダイ]]によく似ているが、口吻の形、目の位置、尾びれが黒いことなどで区別できる。
 
==分布・生態==
[[太平洋]]から[[インド洋]]にかけての[[熱帯]]の海の[[サンゴ礁]]や岩礁に生息する。 幼魚は[[海流]]に乗って移動するので[[本州]]沿岸でも確認されることがある。通常は単独か、群れても2~32 - 3匹で行動するが、まれに大群生を作ることがある。産卵場所などの生態はよく分かっていない。幼生期が長くその間に海流に乗り広域に移動すると考えられている。細長い口吻を使って岩や[[サンゴ]]の割れ目などから、[[海綿]]や[[サンゴ藻]]、小[[エビ]]などを捕食する。
 
餌付けが難しく、また水質の変化にも敏感なため[[飼育]]の難しい魚として知られている。
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*[[魚類]]
*[[魚の一覧]]
 
[[Category:スズキ目|つのたし]]
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[[Category:スズキ目|つのたし]]
[[Category:熱帯魚]]