「持参金」の版間の差分

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[[古代ギリシア]]や[[古代ローマ]]では新婦が持参金を用意する習慣があった(ギリシアでは新夫も結納金を用意した)。
 
[[ポルトガル]]の[[キャサリン・オブ・ブラガンザ|カタリナ王女]]は[[イングランド]]の[[チャールズ2世 (イングランド王)|チャールズ2世]]のもとに輿入れするときに[[インド]]のボンベイ(現[[ムンバイ]])と[[北アフリカ]]の[[タンジール]]を持参金とした。新夫の家が高いほど、持参金の額も大きくなる傾向にあった。持参金の内容は新郎新婦の両家が相談して決めるもので、規定された持参金が用意できない場合は結婚が破棄される理由ともなった。
 
[[イギリス]]では[[ヴィクトリア朝]]時代までは持参金の習慣があり、新婦が両親から受け取る遺産の前払いという性格があった。夫婦が子なくして没すると、持参金は妻の実家に戻された。