「赤穂神社」の版間の差分
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{{Otheruses|奈良市にある神社|[[赤穂浪士]]を祀る神社|大石神社}}
'''赤穂神社'''(あこうじんじゃ)とは、[[奈良県]][[奈良市]]にある[[神社]]である。[[式内社]]。
「[[延喜式]]」所載の神社で、[[二月堂]]の[[お水取り]]の際に読み上げられる[[神名帳]]にも「赤穂明神」とある。
天武天皇6年([[678年]])4月14日に[[十市皇女]]を、天武天皇10年([[682年]])に[[氷上娘]]を「赤穂」の地に葬ったと[[日本書紀]]に書かれており、その赤穂としてこの地が有力とされている。
== 祭神 ==
[[天児屋根命]]を主祭神とし、[[天満宮]]・[[弁財天]]を合祀した社を併置している。
「高貴の姫君を祀る」との口碑伝承もあり、女性守護の霊験があるとされている。
== 歴史 ==
もとは「桜田」とよばれる一帯で、桜の名所としても知られ数百坪程の社地があったという。
明治維新を機に荒廃し、200戸近い家々・禰宜の大半が離散し築地塀のみが虚しく残ったといい、[[堀辰雄]]らが哀惜の詩文を残したとされる。これを嘆いた地元の有志によって復興が進められ、天満宮と弁財天社を合祀して赤穂神社の左に配し、二社並存という形とした。
1930年、この近所にある[[新薬師寺]]のそばの[[南都鏡神社|鏡神社]]の別社として現在に至る。
== 所在地・交通アクセス ==
* 奈良市高畑町1320
** [[近鉄奈良駅]]から[[奈良交通]]バス「中循環」で「破石町」下車東へ徒歩5分
** JR[[奈良駅]]から奈良交通バス「市内循環」又は「中循環」で「破石町」下車東へ徒歩5分
== 関連項目 ==
* [[十市皇女]]
[[Category:奈良県の神社|あこうしんしや]]
[[Category:奈良市|ひろたしんしや]]
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