「カナモジカイ」の版間の差分

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1925年には、カナモジ会はカナモジ書体の懸賞募集をおこない、大和幸作がつくった書体が選ばれた。この書体は、賞金を出した星野行則にちなみ、「ホシ」と名づけられた。この書体の各種の活字が設計され、また、1928年にはレミントン({{lang|en|Remington}})のカナタイプに採用された。
 
[[ミキイサム|ミキ イサム]](本名 三木 凱歌(みき いさむ)、[[1904年]][[9月25日]]~[[1985年]][[7月13日]])は、彫刻家であるとともにプロの書体設計者であった。彼はカタセンガナの書体を多く設計した。彼が1949年以降に順次設計した「'''アラタ'''」ファミリーは、現在、カナモジの版を組むときに最も好まれる書体となっている。(現在、「アラタ」「MKアラタ」が[[モトヤ]]より販売)
 
ミキは[[和歌山県]] [[和歌山市]]に生まれ、1922年に和歌山中学校を卒業した。1925年のカナモジ書体の懸賞募集によってカナモジカイを知り、カナモジカイに入った。彼はその後[[東京美術学校]]彫刻家を卒業し、同研究科を修了した。1946年から1959年まで[[凸版印刷]]に勤務する間に活字の設計を学んだ。