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そこはかとなく追記。ちょっと脱線気味でしょうか……?
m 学習によって「仲間」になれる。
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こうした用語の中には、その専門分野の人でなくても、大よその意味や使われ方の見当がつくものもあるが、なかには敢えて部外者に分からないようにした用語もあり、それを[[隠語]]という。一種の隠し符牒、暗号になった用語といってもいいだろう。
 
隠語ほどではないにせよ、ある特定分野だけでのみ用いられる用語の使用は、その分野に属する人間同士の連帯感の醸成に役立つ。たとえば初対面の人間との会話で、ある語句を自分と同じ意味で使用する者に対して、親近感を感じたり、あるいはそれによって仲間と認識する。これは顔かたちの似た者(多くの場合は同じ[[人種]]や[[民族]]であること)に対して抱く感情と同種のものである。また、におい(体臭。食事や生活環境によって変化する)の似ている者を味方と感じる(現代人は[[嗅覚]]を重んじていないためさほど顕著ではない)ことと同様であり、それは「自分と同じにおいのする人間」といったように、現代日本において使用する。しかし人種や民族が変更不能なのに対して、その世界独自の用語は、学習することによって修得することができるという相違がある。
 
その世界(業界)独自の用語が成立するには、