「ジオ (自動車)」の版間の差分

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:FFのコンパクト4ドアセダン。唯一のジオオリジナルモデルであり、スペクトラムの後継車種として発売。入門用セダンとしての位置付けで販売された。プリズムは[[トヨタ・スプリンター]]がベースとなっている。初代モデルには[[4A-GE]]エンジンの設定もあり、ややスペシャリティー色の強いモデルである。生産はGMとトヨタの合弁会社であるNUMMIで行われた。しかし、GMはこのクラスにシボレーブランドで「[[シボレー・キャバリエ|キャバリエ]]」を持っており、社内で同一コンセプトで価格帯も近い2つのモデルが競合する事態となっていた。そのためシボレー販売店では、しばしばプリズムの扱いに苦慮することとなる。これはジオのブランド戦略としての混迷振りを端的にあらわしていた。ジオ消滅後にはシボレーブランドに統合され、USカローラ110系前期ベースの「シボレー・プリズム」としてモデルチェンジし、1.8リッター1ZZ-FEエンジン(VVT-i)を搭載して2002年まで販売が継続された。このような経緯であったが、さすがにベースの素性が良かったのか全代通して計99万8千台の販売台数を記録している。モデルチェンジ時にはキャバリエと車種統合され「[[シボレー・コバルト]]」となった。
 
[[画像Image:Geo Metro 25-Door.JPGjpg|thumb|メトロ]]
*'''[[ジオ・メトロ|メトロ]]'''(1989~2001)
:FFのコンパクト2ドアコンバーチブル、3,5ドアハッチバック、及びカナダ専売の4ドアセダン。日本名「[[スズキ・カルタス]]」。北米において販売されていた「シボレー・スプリント」を、ジオ立ち上げ時にブランドに組み入れた。パワーは少なかったが、その燃費と使い勝手のよさ、そして競合車種が少なかったため、サブコンパクトとしては異例のヒットとなった。