「ムルシリ2世」の版間の差分

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ムルシリは自分が[[言語障害]]を持っていたことを自ら述べている。おそらく[[吃音]]であると思われるが、彼自身は雷の音に驚いて言葉が詰まるようになったと考えていた。
 
妃のガッシュルウィヤは彼の在位9年目に死去した。直後に[[バビロニア]]出身の[[タワナアンナ|皇太后]]マルニガルが彼女に毒を盛った容疑をかけられて裁判を受け、追放された。ムルシリは代わりにタヌヘパと結婚したが、彼女ものちムルシリにより追放されている。彼はこの他アルツァワ国の王ムシュフイルワの娘を妻にしている。子供としてムワタリ、[[ハットゥシリ3世|ハットゥシリ]]、ハルパ・スルピという少なくとも三人の息子の存在が確認されている。ムワタリとハットゥシリは王位に就いたが、ハルパ・スルピは[[チャリオット|戦車]]隊長になったと思われる。
 
== 文献 ==