「ハスキーボイス」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Cprobot (会話 | 投稿記録)
m cprobot: anotheruse -> otheruses
編集の要約なし
2行目:
{{未検証}}
'''ハスキーボイス(husky voice)'''とは、しゃがれた[[声]]、かすれた声の事。
「[[嗄声]]」と似た言葉だがより[[ポジティブ]]に用いられる。嗄声の一形態といえる。悪声の意味で使われることは少なく、「[[ダミ声]]」とは対照的である。
== 概要 ==
* ときにノイジーでかつ、[[倍音]]が多いうえにやや不規則に生じる声である。同じような声でも、[[声帯]]以外の器官で雑音が生じる場合や雑音と声自体が分離しているように聞こえる場合などハスキーボイスとは区別されることもある([[デスボイス]],[[エッジボイス]]など)。
:特定の音域だけ急に「ハスキーに」なってしまうような場合は、ハスキーボイスではないとされることがある。
* 殆どは生天的なものではない(先天性発声障害等を除く)。これは、生まれたばかりの[[赤ん坊]]の声が皆似ていることからも明らかである。
:声の音色的な特色は声門閉鎖の具合と呼気の流れ方でおおかた決まる。ハスキーな声となり易いのは声門閉鎖が全辺に渡って均一で弱く、呼気が多いときである。さらにいえば、ある程度の声帯伸展があるほうがハスキーになりやすい。これらの条件を満たすときは声帯の表面が細かく振動しやすく、開閉が不規則になり、前述の声質が現れる。感覚的には、高めの音域で喉を「軽く」使い、息を流す発声である。(必然的に、ハスキーボイスは高い声を出す人に多い。低音域はもともと倍音が多いのでハスキーボイスの区分は現れにくいが、エッジサウンド([[エッジボイス]]、[[シュトローバス]])の混じった声などがハスキーといわれたりもする。)
:クラシックの発声のように、息を引いて大音量を出す場合はハスキーボイスにはならない。ポップスやロックでハスキーな声が多用されるのは、マイク及びアンプを使って音量を増幅するから可能になることである。
28行目:
* [[アニメ声]]
* [[ウィスパーボイス]]
*[[ジュリー・ロンドン]]
*[[八代亜紀]]
 
[[Category:音声学|はすきいほいす]]