削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
編集の要約なし
1行目:
'''稲木'''(いなぎ、いなき、いのき)は、[[イネ]]などの穀物や野菜を刈り取った後に束ねて天日に干せるように木材や竹などで柱を作り地上から干す材料が地面につかない程度の高さに横木を何本か掛けて作ったもの。地方によって稲掛け(いねかけ、いなかけ)、稲機(いなばた)、稲架(はさ、はざ、はせ、はぜ、はで)など異称も多い。
 
稲穂などがかけやすい身長より少し上程度のものがほとんどであるが、中には梯子を使って掛けるような大掛かりなものも作られ、主に収穫後の田畑に作られることが多い。地域によっては特殊な形状のものもある。例えば風の強い[[島根県]]石見地方では「ヨズクハデ」(ヨズクは[[ミミズク]]の意)と呼ばれる特殊な三角錐の形状をした稲木が用いられる。