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'''CICS''' ('''Customer Information Control System''') は、[[IBM]] の[[メインフレーム]]、[[Z/OS|z/OS]] や z/VSE の下で稼動する[[トランザクション処理]]システムである。CICS はまた、[[OS/400|i5/OS]] や [[OS/2]] など他の [[オペレーティングシステム]] (OS) の下でも稼動する。また、[[AIX]] や [[Microsoft Windows|Windows]]、[[Linux]] などで動く IBM TXSeries と密接な関係がある。z/OS で稼動する姿が最も一般的である。
 
CICS は、TCAM のような、[[オンライン]]・[[バッチ処理|バッチ]]両方に向けてデザインされたトランザクション処理システムである。[[System z|zSeries]] や [[w:System z9|System z9]] のような IBM の大型コンピュータ([[メインフレーム]]、汎用機)上では、CICS は1秒間に何千というトランザクションを容易に処理する。それは、企業全体のコンピューティングの大黒柱となる。CICS の[[アプリケーション]][[プログラム (コンピュータ)|プログラム]]は幾種類もの[[プログラミング言語]]で書かれている。それには[[COBOL]]、[[PL/I]]、[[C言語|C]]、[[C++]]、[[アセンブリ言語]]、[[REXX]]、[[Java (プログラミング言語)|Java]]が含まれる。
 
CICS で動く業務アプリケーションプログラムは、トランザクション ID を使って始められる。CICS のスクリーンは、COBOL などのプログラミング言語を使って、マップとして送られる。エンドユーザーが打鍵したデータは、受け取ったマップによってプログラムに受け取り可能な形に変えられて入力される。CICS のスクリーンは、高輝度にハイライトされているか、違う色をしているか、点滅している文字列を含む。