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== 概要 ==
ガンダムシリーズに登場するビームサーベルは、一般に形状は円筒形で、モビルスーツが片手に持てる程度のサイズである。使用する際には、一方の端より10数mほどの円錐状フィールドを発振し刀身を形成することで、大きな破壊力を持つ接近戦用兵器になる。ちなみに、『[[スター・ウォーズ]]』に出てくる[[ライトセーバー]]と混同されやすいが全く別の代物であることが[[機動戦士ガンダムF91]]のパンフレットに詳しく記載されている。しかし、『[[機動戦士ガンダム]]』の放映当時は、日本では『スター・ウォーズ』第1作(エピソード4)公開後の「スター・ウォーズ」ブームがまだ続いていた。前年に放映された『[[無敵鋼人ダイターン3]]』でもライトセイバーを真似たと思われる小道具がいくつか登場しており、ビームサーベルがライトセイバーの外見を真似たものであることは事実である。[[サンライズ (アニメ制作会社)|サンライズ]]の飯塚政夫は、日本公開の1年前(1977年)にアメリカで『スター・ウォーズ』を観てきた[[スタジオぬえ]]のメンバーが、ライトセイバーのアイデアを紹介してくれたと述べている(Web現代取材班『ガンダム者 ガンダムを創った男たち 第5章』講談社、2002年より)
 
『[[スター・ウォーズ]]』に出てくる[[ライトセーバー]]と混同されやすいが全く別の代物であることが[[機動戦士ガンダムF91]]のパンフレットに詳しく記載されている。しかし、『[[機動戦士ガンダム]]』の放映当時は、日本では『スター・ウォーズ』第1作(エピソード4)公開後のブームがまだ続いており、また前年に放映された『[[無敵鋼人ダイターン3]]』でもライトセーバーを真似たと思われる小道具がいくつか登場している。[[サンライズ (アニメ制作会社)|サンライズ]]の飯塚政夫は、日本公開の1年前(1977年)にアメリカで『スター・ウォーズ』を観てきた[[スタジオぬえ]]のメンバーが、ライトセーバーのアイデアを紹介してくれたと述べている(Web現代取材班『ガンダム者 ガンダムを創った男たち 第5章』講談社、2002年より)。これらを鑑みればビームサーベルがライトセーバーの外見を真似たものであるといって差し支えはない。
ちなみに、ガンダムの企画段階では後にガンダムと名が付くモビルスーツは銃で決着をつける設定となっており、企画段階の名ではそのものズバリ「ガンボーイ」というのもあった位である。但しこれはガンダムに限ったことではなく、当時のマンガや、後年の[[東映]]「[[宇宙刑事]]」三部作をはじめとする「[[メタルヒーロー]]シリーズ」にもビームサーベルに似た「レーザーブレード」などが登場した。
 
ちなみに、ガンダムの企画段階では後にガンダムと名が付くモビルスーツは銃で決着をつける設定となっており、企画段階の名ではそのものズバリ「ガンボーイ」というのもあった位である。但しこれはガンダムに限ったことではなく、当時のマンガや後年の[[東映]]「[[宇宙刑事]]」三部作をはじめとする「[[メタルヒーロー]]シリーズ」にもビームサーベルに似た「レーザーブレード」などが登場した。
 
ちなみに、ガンダムの企画段階では後にガンダムと名が付くモビルスーツは銃で決着をつける設定となっており、企画段階の名ではそのものズバリ「ガンボーイ」というのもあった位である。
 
== 各世界観におけるビームサーベル ==