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'''β-グルクロニダーゼ''' (β-glucuronidase, '''GUS''',; [[EC番号{{EC_number|EC]] 3.2.1.31}}) は D-[[グルクロン酸]]のβ型配糖体に作用してその[[グルクロニド結合]]を[[加水分解]]する[[酵素]]の総称。
 
実験室では測定の便宜上、[[フェノールフタレイン]]など遊離したあと比色定量しやすい[[アグリコン]]をもつ[[グルクロニド]]が基質として用いられるが、アグリコンに対する特異性は広く、[[アルコール]]、[[ステロイド]]、[[カルボン酸]]などのβ-D-グルクロニドにも作用する。酵素起源によってかなりの相違があり、そのうえ、真の基質(天然基質)が何であるかは、必ずしもわかっていない場合もある。
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多くの植物細胞内ではこの酵素の活性がほとんど認められないので、β-グルクロニダーゼはしばしば、植物細胞を用いた遺伝子操作技術における[[レポーター遺伝子]]として用いられる。
 
==出典==
{{reflist|1}}
{{Enzyme references|EC_number=3.2.1.31|IUBMB_EC_number=3/2/1/31}}
==外部リンク==
{{Enzyme links|EC_number=3.2.1.31|IUBMB_EC_number=3/2/1/31}}
 
==関連項目==
* [[加水分解酵素]]
 
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