「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
4行目:
北朝鮮の工作員らによる日本人拉致被害者を救出するために結成された。基本的には、拉致された人の親族や友人らにより結成されているが、国民の関心も高いため、[[大学]]教授等の有識者や[[朝鮮半島]]関連の研究者など多方面に亘り多数参加している。また、与野党の[[国会議員]]で結成された「[[北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟]]」(拉致議連)とも連携して活動を行っている。
 
拉致議連には[[タカ派]]とされる[[政治家]]が多く参加していることから、救う会も[[保守]]系の団体と見られることが多い。だが、会長・[[佐藤勝巳]]は、思想や立場の如何を問わず北朝鮮に拉致された日本人を救出することに同意する人なら誰でも参加できると述べている。そのため、[[右翼]]活動家、時には[[暴力団]]員や[[新宗教]]団体関係者などが活動に参加するケースもある。国民運動団体を目指して活動する為、[[左翼]]思想のメンバー(特に運動を始めた初期からの会員は元[[共産党]]員が多い)と[[右翼]]思想のメンバーが同居しており、これが原因で内部分裂に陥った地方組織も存在する
<ref>[[住吉会]]系右翼団体「[[日本青年社]]」幹部である水野孝吉は「新潟救う会」の幹部を務めており、これが原因で「新潟」は分裂する騒ぎになっている。その他には、[[建国義勇軍|建国義勇軍・国賊征伐隊による脅迫・爆破事件]]に関与していた木村岳雄が「救う会熊本」の理事に就任していた。また、「救う会」本部は、2006年9月に暴力団員を運動に参加させたとして、「救う会いばらき」の代表幹事を本部幹事の役職停止とする処分を決めた。</small></ref>。