「サンドブラスト」の版間の差分

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[[ガラス工芸]]としては、表面彫刻・加飾の方法や加工後の擦りガラス状態等が、化学[[腐食]]の[[エッチング]]に似ていることから、[[20世紀]]になって用いられだした。
文字や絵柄を残したい部分のみマスキングを外し(もしくは掛け)、サンドブラストを行なうと、対象部分がすりガラスとなって残る。[[記念品]]等の[[名入れ]]等でも利用される。
近年では従来のフッ酸(フッ化水素酸と硫酸の混合液)による腐食[[エッチング]]に比べ利点として酸を使わない安全性、設備の小型化から個人でも導入可能な簡易性・加工性・生産性等り、サンドブラスト加工の品もエッチングと呼称されガラス工房や作家において普及している。
ガラス作家の作品表現の一端や、トロフィーやノベルティーほか[[記念品]]の[[名入れ]]加工等でも利用されている。
ただし、ヨーロッパ由来の歴史ある伝統工芸・伝統装飾の[[ガラスエッチング]]と表記される事も多いが、[[エミール・ガレ]]等のそれとは歴史的にも技術的にも全くの別工法であり正確には異なる。
また近来では、主に[[フランチャイズ]]の運営企業によって、機械販売を含めた代理店募集による独立開業向けパッケージとして、サンドブラスト加工をエッチングと呼称した販売・宣伝が行われており、個人の工房・商店が増加している。
 
ただし、ヨーロッパ由来の歴史ある伝統工芸・伝統装飾の[[ガラスエッチング]]と表記されている事も多いが、[[エミール・ガレ]]等のそれ腐食[[エッチング]]であり、歴史的にも・加工技術的・表現方法のいずれから見ても全くの別工法であり正確には異なる。