「アカシアの雨がやむとき」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
7行目:
*『アカシヤの雨が止む時』など、表記はいくつか見受けられるが、近年発売される西田の[[ベストアルバム]]では『アカシアの雨がやむとき』で統一されている。
*" [[安保闘争|日米安保闘争]] "への反逆に疲れた若者たちが、その乾いたヴォーカルと廃頽的な詞に共鳴して歌われはじめたことで少しずつ広まっていった、と云われている。また、テレビ番組では当時の世相を反映する楽曲として、安保闘争(とりわけ、[[樺美智子]]死亡による抗議デモ)の映像のバックで流れることが多々ある。
*リリース自体は[[1960年]]だが、[[日本放送協会|NHK]]の[[NHK紅白歌合戦|紅白歌合戦]]で初披露されたのは[[1962年]]の[[第13回NHK紅白歌合戦]]である。歌う順番がトリのひとり前という、華々しい位置であった。なお、紅白には前年の[[第12回NHK紅白歌合戦|第12回]]に『[[コーヒールンバ]]』で初出場している(映像はどちらも現存しない。資料写真のみ存在する)。現存する最古の映像は、『[[エリカの花散るとき]]』を歌った、1963年の[[第14回NHK紅白歌合戦|第14回]]
*第20回の記念放送となった、1969年の[[第20回NHK紅白歌合戦]]でも披露された。1962年の紅白は映像が現存していないため(現存する最古の映像は1963年の[[第14回NHK紅白歌合戦|第14回]])、存在するのはこちらのみである(モノクロ映像)。民放で同曲を歌う西田佐知子の映像が流れる場合、この第20回の歌唱映像が貸し出されて流れる事がある。
*[[1962年の音楽|1962年]]の『[[日本レコード大賞|輝く!日本レコード大賞]]』では、ロングセールスが評価されて「特別賞」が授与された。
*1963年には、[[浅丘ルリ子]]出演の歌謡映画『アカシアの雨がやむとき』が封切られた。2002年の年末に[[NHK衛星第2テレビジョン|NHK BS2]]で放送された『あなたが選ぶ! 思い出の紅白感動の名場面』において、VTR出演した浅丘が「もう一度聴きたい曲」としてこの曲を挙げ、第20回の映像がオンエアされた。なお、この1969年は審査員で浅丘も出演していた。
*第20回の記念放送となった、1969年の[[第20回NHK紅白歌合戦]]でも披露された。1962年の紅白は映像が現存していないため(現存する最古の映像は1963年の[[第14回NHK紅白歌合戦|第14回]])、存在するのはこちらのみである(モノクロ映像)。民放で同曲を歌う西田佐知子の映像が流れる場合、この第20回の歌唱映像が貸し出されて流れる事がある。
*1963年には、[[浅丘ルリ子]]出演の歌謡映画『アカシアの雨がやむとき』が封切られた。2002年の年末に[[NHK衛星第2テレビジョン|NHK BS2]]で放送された『あなたが選ぶ!思い出の紅白名場面集』において、VTR出演した浅丘が「もう一度聴きたい曲」としてこの曲を挙げ、第20回の映像がオンエアされた。なお、この1969年は審査員で浅丘も出演していた。
*カヴァーの定番としても知られる。往年の流行歌手では[[藤圭子]]や[[青江三奈]]等がレコードに吹き込んでいるほか、近年でも[[天童よしみ]]が座長公演の第2部リサイタルで披露した。
*演歌歌手以外にも、NHKの『[[思い出のメロディー]]』で[[松田聖子]]が「母がよく口ずさんでいた」という理由で披露したり、[[工藤静香]]がカヴァーアルバム『[[昭和の階段 Vol.1]]』(2002年10月30日)で歌っている(同アルバムには『コーヒールンバ』も収録)。[[戸川純]]のカヴァーは、曲の初めと終わりに安保闘争風の[[効果音|SE]]が収録されているのが特徴的である(アルバム『昭和享年』に収録)。