「ヴィンテージ」の版間の差分

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ヴィンテージの差が大きいのは、主にフランスとドイツで、イタリアやスペイン、さらにニュー・ワールドと呼ばれる地方では、それほどの違いはないとされている。
 
==ヴィンテージの選び方==
 
日本人の間では、まだまだ、古いワインがいいと思っている人が多いが、それは間違いである。ラングドック・ルーシヨン地方産の比較的こくのあるワインに、「このワインは製造後3年以内に消費すること」というフランス語の注意書きを見たことがあるが、十年以上の熟成が必要なのは、ボルドーでは[[メドック]]地区の格付け赤ワイン、[[ソーテルヌ]]などの貴腐ワイン、イタリアのバローロなどで、安価なワインほど、早めに服んだ方が、ぶどうの香味が生きていて、飲み口のいいものが多い。3000円以内で買えるワインは、5年以内に飲むべきである。
 
1980年頃までは、ヴィンテージの付いているワインはかなりの高級品で、大半はノン・ヴィンテージであったが、これは、ワインは買ったらすぐ服むのが常識だったからである。現在は、ごく安価なテーブルワインをのぞき、ほとんどがヴィンテージ付きだが、なるべく新しいものを買い、数ヶ月以内で服むのがよい。
 
==ヴィンテージ・チャート==