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[[Image:Sovereign Victoria 1842 662015.jpg|200px|thumb|1842年銘 ソブリン金貨 裏:紋章図案]][[Image:1915-half-sov-reverse.JPG|200px|thumb|1915年銘 半ソブリン金貨の裏面(セントジョージと竜)]]
'''ソブリン金貨''' ('''Sovereign''') とは、[[イギリス]]発行の1[[UKポンド|ポンド]][[金貨]]の名称である。'''ソベリン金貨'''ともいう。
 
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イギリスが[[金本位制]]を採用した[[1816年]]貨幣法(55 GeorgeⅢ.c.68)で制定され、[[1817年]]から鋳造された、唯一の無制限法貨。以後、[[1917年]]まで国内流通用の貨幣として発行された。
一時期、に描かれた紋章の図案のコインあっ鋳造されていたが、[[ゲオルギウス|セントジョージ]]が竜を退治している図案がこのソブリン金貨の代表的な図案である。なお、当時のイギリス硬貨にはこの金貨を含め、ほとんどの硬貨に額面表示は無く、その大きさと重量で額面を表していた。
鋳造当時の表面肖像は[[ジョージ3世 (イギリス王)|ジョージ3世]]であったが、以後[[ジョージ4世 (イギリス王)|ジョージ4世]]、[[ウィリアム4世 (イギリス王)|ウィリアム4世]]、[[ヴィクトリア (イギリス女王)|ヴィクトリア女王]]、[[エドワード7世 (イギリス王)|エドワード7世]]、[[ジョージ5世 (イギリス王)|ジョージ5世]]、[[ジョージ6世 (イギリス王)|ジョージ6世]]、それに現女王[[エリザベス2世 (イギリス女王)|エリザベス2世]]の肖像のものが、鋳造されている。<br>
また、イギリス本国でだけでなく、広く英植民地でも流通したため、[[ロンドン]]以外にも、[[メルボルン]]、[[パース (西オーストラリア州)|パース]]、[[シドニー]]、[[プレトリア]]、[[オタワ]]などで鋳造された。これらの硬貨には鋳造所を示す[[ミントマーク]]が刻まれ、判別を容易にしている。<br>