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[[画像:構造式 epoxy resin prepolymer.png|inlineright|プレポリマーの例]]
'''エポキシ樹脂'''(えぽきしじゅし、epoxy resin)とは[[高分子]]内に残存させた[[エポキシ基]]で[[グラフト重合]]させることで硬化させることが可能な[[熱硬化性樹脂]]の総称である。グラフト重合前の'''プレポリマー'''と'''硬化剤'''を混合して熱硬化処理を行うと製品として完成するが、プレポリマーも製品化した樹脂も両者ともエポキシ樹脂と呼ばれる。
 
プレポリマーの組成は種々のものがあるが、最も代表的なものは[[ビスフェノールA]]と[[エピクロルヒドリン]]の共重合体である。
 
[[画像:構造式 epoxy resin prepolymer.png|inline|プレポリマーの例]]
 
また硬化剤としては種々の[[ポリアミン]]や[[酸無水物]]が使用される。
 
プレポリマーの組成と硬化剤の種類との組み合わせで物性が多様に変化するので、[[エンジニアリングプラスチック]]として利用される。特に寸法安定性や耐水性・耐薬品性および電気絶縁性が高いことから、電子回路の基板やICパッケージの封入剤として汎用されている。また[[接着剤]]、[[塗料]]、[[積層剤]]としても利用される。これらの多くは2液型で混合して使用する。
 
== 関連項目 ==
* [[合成樹脂]]
* [[エポキシパテ]]
 
{{sciSci-stub}}
 
[[Category:合成樹脂|えほきししゆし]]