「ジョン・ネイピア」の版間の差分

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正の実数 ''x'' に対して
:<math> x = 10^7 \left(1-{1 \over 10^7}\right)^p </math>
を満たす実数 ''p'' が唯一つ定まる。この ''x'' と ''p'' の対応を調べて表にし、 ''x'' の計算を ''p'' の計算に置き換えるというのがネイピアの発想である。この ''p'' のことを '''ネイピアの対数'''(''Napierian logarithm'')という。ネイピアは [[1594年]]にこの対数の概念に到達し、この定義を用い 20年間計算を続け 7桁の数の[[数表|対数表]]を作成し[[1614年]]に発表した。
 
ネイピアの時代には、まだ小数は一般に広まっていなかったため、ネイピアの対数表では、なるべく小数が現れないように工夫されており、 ''x'' も ''p'' も整数として表されている。そのため、現代的な[[対数#基本的な演算|対数の基本的な演算]]をそのまま適用することはできず、