「天使のはらわた」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Diogenesis (会話 | 投稿記録)
本文加筆
Diogenesis (会話 | 投稿記録)
本文修正
1行目:
『'''天使のはらわた'''』(てんしのはらわた)は、[[日本]]の[[劇画]]作家・[[石井隆]]による連作劇画。また、これを原作とする[[映画]]作品群の総称。
 
いずれの作品も「名美(なみ)」という名の女が物語の核となり、劇画と映画第1作では「川島哲郎」、映画第2作以降では「村木哲郎」という相手役の男が登場するが、彼らの素性や職業は作品ごとに異なる。名美と川島、名美と村木は、不運であるとしても不幸ではない[[ファム・ファタール|ファム・ファタル]](運命の女)と、彼女と出会ったばかりに運命を狂わされてしまう男を象徴する一対のキャラクターが、名美と川島であり、名美と村木である。
 
1977年、雑誌「[[ヤングコミック]]」にて劇画『天使のはらわた』の連載が始まった。
1978年には最初の映画化作品である『[[女高生 天使のはらわた]]』が、[[日活]][[ロマンポルノ]]の一作として製作され。以来、1988年の『[[天使のはらわた 赤い眩暈]]』まで、『天使のはらわた』の名を冠するものだけで5作品がロマンポルノの枠内で映画化された。名美と村木を主人公とする作品は、このほかに3本製作されている。
 
映画化2作目となる1979年の『[[天使のはらわた 赤い教室]]』から、原作者の石井隆が[[脚本家]]として参加。『天使のはらわた 赤い眩暈』からは、石井自らが[[映画監督|監督]]としてメガホンを取り、1988年のロマンポルノ終焉以降もシリーズは続いていく。