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堅信を受けるものは[[聖霊]]の恵みを受けることができるとされているが、現代では「キリストの証人」という意味づけが強調される。かつては堅信を受けることでキリスト教を守る「キリストの兵士」になるという意味づけがなされていたが、現代ではそのような考え方は用いられていない。
 
カトリック教会では堅信を授けることができるのは[[司教]]の権能であるとされている。[[司祭]]が堅信を授けるには司教からの特別な許可が必要になる。堅信を受けることができるのは秘跡の意味が十分に理解できるようになってからである。また、洗礼と同時に堅信を受ける際には行われないが、通常の堅信の際には男性なら代父、女性なら代母の付き添いを受け、[[洗礼名]]と同じように堅信名を選ぶ。堅信名は洗礼名と同じでも別のものでもかまわない。この堅信名を「霊名」と呼ぶ(教会が発行する堅信証明書の名前欄に、「霊名」と記載されている――洗礼証明書にはその記載はない)
 
堅信の権能は12[[使徒]]に由来し、叙階を通じて連綿と続いていると考えられているため、カトリック教会では[[正教会]]と東方典礼教会で授けられた堅信も有効なものであるとみなしている。このような考え方にしたがって東方教会からの改宗者ですでに堅信を受けているものは堅信を受ける必要はないが、[[プロテスタント]]からの改宗者は堅信を受けることになっている。