「電気録音」の版間の差分

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'''電気録音'''('''でんきろくおん''')とは、音楽録音において現在普通に行われる、[[楽器]]や[[歌手]]の演奏を[[マイクロフォン]]により電気信号に変換した上で録音する方式であり、それまでの音響・機械的振動のみを用いた記録方式である[[アコースティック録音]]と区別する。
 
初期には信号の調整後直接[[レコード]]の原盤(ラッカー盤)をカッティングしたが、[[録音機]]の発明とともにいったん記録したテープなどを介して間接的にカッティングが行われるようになった。
しかし、アコースティック録音時代の記録媒体はSPレコードであったため、最大でも5分程度しか演奏を続けることは無かったことを忘れてはならない。かつては[[オペラ]]の一幕はおろか、[[交響曲]]の1[[楽章]]すら通して録音することは無かったのだから、1回のセッションでミス無く演奏し終えることはそれほど困難ではなかったと思われる。
 
演奏会を行わないことで有名だった[[ピアニスト]]の[[グレン・グールド]]は、[[変奏曲]]の各変奏を順序も別々に録音して制作したレコードを作ったこともあったし、オペラなどは出演する歌手のスケジュールに合わせるため、楽譜の順番どおり録音されることはめったに無い。そうした録音セッションを通して演奏の質を確保することに力を注ぎ、結果に責任を持つのは、演奏家だけではなくレコーディングプロデューサーの重要な仕事である。
 
== 関連項目 ==
* [[レコード]]
* [[ダイレクトカッティング]]