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[[Image:Centaur rocket stage.jpg|thumb|セントール2A]]
'''セントール'''('''Centaur''' [[ケンタウロス]]の英語読み)はアメリカの[[ロケット]]。[[液体水素]]と[[液体酸素]]を[[ロケットエンジンの推進剤#液体ロケット|燃料]]に使う最初の実用ロケットであり、[[RL-10]](推力66.7 kN)を一基あるいは二基搭載する。[[アトラス (ミサイルロケット)|アトラス]]、[[タイタン (ロケット)|タイタン]]の上段に載せられ[[人工衛星]]や[[惑星探査機]]を[[人工衛星の軌道|軌道]]に乗せるのに使用される。
 
エンジンを再着火でき、[[静止衛星]]の打ち上げではパーキング軌道に乗ると一旦噴射を止め、タイミングを合わせて再び点火し衛星を[[静止トランスファ軌道]]に乗せている。
 
スペースシャトルの[[チャレンジャー号爆発事故|チャレンジャー事故]]が起きる前はより高い軌道に投入する為、静止衛星打ち上げ等にスペースシャトルの貨物室に搭載されていたが、事故後は搭載されていない。
 
木星探査機[[ガリレオ (探査機)]]打ち上げに使用される予定だったがチャレンジャー事故の結果、固体燃料ロケットで軌道に投入された。その為、外惑星への軌道投入速度が不足するので[[スイングバイ]]で加速した。