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{{生物分類表
[[画像:丹波竜発掘現場・篠山川(丹波市)P1271472.jpg|thumbnail|220px|丹波竜発掘現場、[[丹波市]][[山南町]][[篠山川]]河床]]
| 名称 = 丹波竜
'''丹波竜'''(たんばりゅう)は、[[丹波市]][[山南町]][[篠山川]]河床の篠山層群において[[2006年]][[8月7日]]に初めて発見された、[[ティタノサウルス]]類と推測される[[恐竜]]またはその[[化石]]。
| 色 = pink
<!-- | 画像 = [[画像:***|250px]]
| 画像キャプション = ### -->
| 地質時代 = CR
| 地質時代2 =
| 界 = [[動物界]] [[:w:Animalia|Animalia]]
| 門 = [[脊索動物門]] [[:w:Chordata|Chordata]]
| 亜門 = [[脊椎動物亜門]] [[:w:Vertebrata|Vertebrata]]
| 綱 = [[爬虫綱]] [[:w:Reptilia|Reptilia]]
| 亜綱 = [[双弓亜綱]] [[:w:Diapsida|Diapsida]]
| 下綱 = [[主竜形下綱]] [[:w:Archosauromorpha|Archosauromorpha]]
| 上目 = [[恐竜上目]] [[:w:Dinosauria|Dinosauria]]
| 目 = [[竜盤目]] [[:w:Saurischia|Saurischia]]
| 亜目 = [[竜脚亜目]] [[:w:Sauropodomorpha|Sauropodomorpha]]
| 下目 = [[竜脚下目]] [[:w:Sauropoda|Sauropoda]]
| 科 = [[ティタノサウルス科]] [[:w:Titanosauride|Titanosauride]]
| 和名 = 丹波竜
}}
[[画像:丹波竜発掘現場・篠山川(丹波市)P1271472.jpg|thumb|220px|丹波竜発掘現場、丹波市山南町篠山川河床]]
[[画像:発掘現場の下流側P1271482.jpg|thumb|240px|ティタノサウルスの化石が発見された篠山川川床]]
 
'''丹波竜'''(たんばりゅう)は、[[兵庫県]][[丹波市]][[山南町]][[篠山川]]河床の篠山層群において[[2006年]][[8月7日]]に初めて発見された、[[ティタノサウルス]]類と推測される[[恐竜]]またはその[[化石]]。
==概要==
2006年8月7日に丹波市在住の二人の男性によって篠山川において発見された小さな化石の一部は、その後専門家の鑑定により、[[白亜紀]]に繁栄した竜脚類の一グループに属するティタノサウルス類という恐竜である可能性が高まり、ほぼ[[全身]]に近い[[骨格]]が良好な保存状態で発掘される可能性が高く、この種の系統進化を解き明かす上で極めて貴重な資料となると考えられ、大きなニュースとして報道された。発掘作業は現在も続けられている。
 
===発見= 概要 ==
2006年8月7日に丹波市在住の2人の男性によって篠山川において発見された小さな化石の一部は、その後専門家の鑑定により、[[中生代]][[白亜紀]]に繁栄した[[竜脚類]]の一グループに属するティタノサウルス類という恐竜である可能性が高まり、ほぼ全身に近い[[骨格]]が良好な保存状態で発掘される可能性が高く、この種の[[系統進化]]を解き明かす上で極めて貴重な資料となると考えられ、大きなニュースとして報道された。発掘作業は現在も続けられている。
'''2006年8月7日'''
[[画像:発掘現場の下流側P1271482.jpg|thumbnail|240px|ティタノサウルスの化石が発見された篠山川川床]]
:長年にわたり、独自に[[生痕化石]]の調査を続けてきたと丹波市在住の元高校教諭の男性とその旧友である男性2人が、山南町上滝の篠山川、川代峡谷川床において地質調査を行っていたところ、重層的な篠山層群の赤茶けた泥岩層の表面付近に、1㎝ほどの灰色がかった石状の突き出した[[楕円形]]の物体を発見。二人は、[[タガネ]]と[[ハンマー]]を使い、2本の切片を掘り出した。当初、二人は[[石灰岩]]や[[生痕化石]](主に[[サンドパイプ]])を探しており、午前中は山側の沢を歩き回り、[[フズリナ]]や[[サンゴ]]の[[化石]]が見つかればよいと考え調査を行っていた。昼食後、旧・上久下村営水力発電所付近の川床の岩盤の[[礫岩]]や[[泥岩]]の層でサンドパイプを探すつもりで、何気なく見回していた彼らの目に前述の物質が飛び込む。さっそく、二人でハンマーを使用し、2時間がかりで約15cmの正体不明の2本の物体を摘出する。元高校教諭の男性は、これまでの知識と経験から断面に[[年輪]]が見当たらないことで[[木]]ではないと直感する。二人は[[動物]]の化石ではないかと推測したものの結論は出せず、持ち帰り[[図鑑]]や参考資料を調べるうちに「どう考えても恐竜以外に考えられない」という結論に達し、翌日以降も発掘を続ける決意をする。
'''2006年8月9日'''
:発見日の翌日から2日がかりで、7時間ほどかけ交代で掘り進み、60cmほどの棒状と、ひとかたまりの化石らしき岩石を[[兵庫県立人と自然の博物館]](愛称:『ひとはく』)へ持ち込む。ひとはくの研究員の鑑定の結果、恐竜の[[肋骨]]であることが判明する。
 
===篠山層群 発見 ===
; 2006年8月7日
丹波竜が発見された篠山層群は、中生代白亜紀前期、一億四千万年前~一億二千万年前頃に[[平野]]部に土砂が堆積することによってできた[[地層]]で、当時の[[日本]]は大陸の一部であったため恐竜が生息していたことは考えられていたが、これまで恐竜の化石の産出の事例はなかった。
: 長年にわたり、独自に[[生痕化石]]の調査を続けてきたと丹波市在住の元高校教諭の男性とその旧友である男性2人が、山南町上滝の篠山川、川代峡谷川床において[[地質調査]]を行っていたところ、重層的な篠山層群の赤茶けた[[泥岩]]層の表面付近に、1㎝ほどの灰色がかった石状の突き出した[[楕円形]]の物体を発見。2人は、[[タガネ]]と[[ハンマー]]を使い、2本の切片を掘り出した。当初、2人は[[石灰岩]]や生痕化石(主に[[サンドパイプ]])を探しており、午前中は山側の沢を歩き回り、[[フズリナ]]や[[サンゴ]]の化石が見つかればよいと考え調査を行っていた。昼食後、旧・上久下村営水力発電所付近の川床の岩盤の[[礫岩]]や泥岩の層でサンドパイプを探すつもりで、何気なく見回していた彼らの目に前述の物質が飛び込む。さっそく、2人でハンマーを使用し、2時間がかりで約15cmの正体不明の2本の物体を摘出する。元高校教諭の男性は、これまでの知識と経験から断面に[[年輪]]が見当たらないことで[[木]]ではないと直感する。2人は[[動物]]の化石ではないかと推測したものの結論は出せず、持ち帰り[[図鑑]]や参考資料を調べるうちに「どう考えても恐竜以外に考えられない」という結論に達し、翌日以降も発掘を続ける決意をする。
; 2006年8月9日
: 発見日の翌日から2日がかりで、7時間ほどかけ交代で掘り進み、60cmほどの棒状と、ひとかたまりの化石らしき岩石を[[兵庫県立人と自然の博物館]](愛称「ひとはく」)へ持ち込む。ひとはくの研究員の鑑定の結果、恐竜の[[肋骨]]であることが判明する。
 
=== 篠山層群 ===
丹波竜が発見された篠山層群は、中生代白亜紀前期、1億4,000万年前~1億2,000万年前頃に[[平野]]部に[[土砂]]が[[堆積]]することによってできた[[地層]]で、当時の[[日本]]は[[大陸]]の一部であったため恐竜が生息していたことは考えられていたが、これまで恐竜の化石の産出の事例はなかった。
 
今回の発掘現場は、[[川岸]]・川底などにたまった[[小石]]、[[砂]]が固まってできた岩盤である礫岩、砂岩、泥岩の層と、河川の氾濫時に洪水で運ばれ堆積した[[泥]]が固化してできた泥岩層が繰り返し堆積しているが、恐竜の化石はこの泥岩層の中に埋まっていた。
 
== 第一次発掘調査(2007年1月25日~3月末) ==
[[画像:丹波竜の発見された現場・第二次発掘調査P1271475.jpg|thumb|240px|発掘調査風景]]
[[画像:丹波竜化石の一部P1271542.jpg|thumb|240px|産出された丹波竜化石の一部]]
[[画像:丹波竜化石の一部 血道弓・尾椎P1271520.jpg|thumb|240px|化石の一部(血道弓・尾椎などが確認できる)]]
 
; 試掘調査
==第一次発掘調査([[2007年]][[1月25日]]~3月末)==
: [[2006年]][[9月27日]] 「ひとはく」の研究員数名により、十数点の化石が採集される。クリーニング調査の結果、これらの化石は竜脚類であるティタノサウルス類である可能性が高まる。試掘では泥岩層の部分を少し掘り進んだものの、上に重なる砂岩・礫岩層が崩落するおそれがあるため、それ以上掘り進むことはできなかった。
[[画像:丹波竜の発見された現場・第二次発掘調査P1271475.jpg|thumbnail|240px|発掘調査風景]]
; [[記者会見]]
'''試掘調査'''
: 2006年[[1月3日]] 元日の一部の[[新聞]]にて恐竜化石の発見が報じられたのを受け、緊急記者会見が行われる。この際には、詳しい場所の発表は差し控えられた。
:[[2006年]][[9月27日]] 『ひとはく』の研究員数名により、十数点の化石が採集される。クリーニング調査の結果、これらの化石は竜脚類であるティタノサウルス類である可能性が高まる。試掘では泥岩層の部分を少し掘り進んだものの、上に重なる砂岩・礫岩層が崩落するおそれがあるため、それ以上掘り進むことはできなかった。
; 公式発表
: 2007年[[1月13日]] [[草食恐竜]]の肋骨などの化石十数点および、[[肉食恐竜]]の歯3点が白亜紀以前の地層である篠山層群より発見されたと発表された。
; 砂岩、礫岩の除去
: 2007年[[1月25日]][[重機]]を川床に下ろし、含化石層上部に重なる砂岩、礫岩の除去を目的とする[[掘削]]工事が始まる。
; 泥炭層の発掘の開始
: 2007年[[2月15日]] [[ボランティア]]に発見者である2名の男性を加え泥炭層の発掘が本格的に始まる。ハンマーとタガネによる手作業がメイン。その結果、[[血道弓]]と[[尾椎]]と思しき化石が採集される。
: 2007年[[2月21日]] この日の午後に何本もの血道弓が姿を現し始め、この日を境に大型の[[骨]]が続々と見つかりだした。
; 尾の化石発見
: 2007年[[3月6日]] 尾椎とみられる化石、約数十点がまとまって発見され、このうちの何点かは、[[関節]]した状態での発見であった。さらに尾椎のより詳しい形態が判明し、尾椎や血道弓の並びなどから推測し、河川側に尾部の先端が向いており、[[土手]]に向かって体の前部が順次埋没している可能性が高まった。
; 含化石岩盤の搬出
: 2007年[[3月22日]] 含化石岩盤をブロックに分け、[[クレーン]]を使い現場より搬出。この際、[[プラスタージャケット]]という方法が用いられた。これは[[石膏]]をしみ込ませた布で岩盤の表面を幾重にも覆い保護するもので、日本の恐竜発掘では初めての試みである。この状態でクレーンで吊り上げ、衝撃を与えないように[[トラック]]に積み、「ひとはく」へ搬送された。発掘作業はすべて終了し、取り上げられなかった化石には石膏がかけられ、その上から土砂で覆った。
: 2007年[[3月26日]] 二次発掘までの間、化石産出層を保護する目的で、土砂の上に[[コンクリート]]が流し込まれた。
 
=== 第一次発掘調査の研究成果 ===
'''[[記者会見]]'''
これまでに採種され、クリーニングを経て明らかになったもの。
:2006年[[1月3日]] 元日の一部の[[新聞]]にて恐竜化石の発見が報じられたのを受け、緊急記者会見が行われる。この際には、詳しい場所の発表は差し控えられた。
* 肋骨1点
 
* 尾椎2点
'''公式発表'''
* 血道弓3点
:2007年[[1月13日]] [[草食恐竜]]の肋骨などの化石十数点および、[[肉食恐竜]]の歯3点が白亜紀以前の地層である篠山層群より発見されたと発表された。
* 椎骨3点
 
 
'''砂岩、礫岩の除去'''
:2007年[[1月25日]][[重機]]を川床に下ろし、含化石層上部に重なる砂岩、礫岩の除去を目的とする[[掘削]][[工事]]が始まる。
 
'''泥炭層の発掘の開始'''
:2007年[[2月15日]] ボランティアに発見者である2名の男性を加え泥炭層の発掘が本格的に始まる。ハンマーとタガネによる手作業がメイン。その結果、[[血道弓]]と[[尾椎]]と思しき化石が採集される。
 
:2007年[[2月21日]] この日の午後に何本もの血道弓が姿を現し始め、この日を境に大型の[[骨]]が続々と見つかりだした。
 
[[画像:丹波竜化石の一部P1271542.jpg|thumbnail|240px|産出された丹波竜化石の一部]]
 
'''尾の化石発見'''
:2007年[[3月6日]] 尾椎とみられる化石、約数十点がまとまって発見され、このうちの何点かは、[[関節]]した状態での発見であった。さらに尾椎のより詳しい形態が判明し、尾椎や血道弓の並びなどから推測し、河川側に尾部の先端が向いており、[[土手]]に向かって体の前部が順次埋没している可能性が高まった。
 
'''含化石岩盤の搬出'''
:2007年[[3月22日]] 含化石岩盤をブロックに分け、[[クレーン]]を使い現場より搬出。この際、[[プラスタージャケット]]という方法が用いられた。これは[[石膏]]をしみ込ませた[[布]]で岩盤の表面を幾重にも覆い保護するもので、日本の恐竜発掘では初めての試みである。この状態でクレーンで吊り上げ、衝撃を与えないように[[トラック]]に積み、『ひとはく』へ搬送された。発掘作業はすべて終了し、取り上げられなかった化石には石膏がかけられ、その上から土砂で覆った。
 
:2007年[[3月26日]] 二次発掘までの間、化石産出層を保護する目的で、土砂の上に[[コンクリート]]が流し込まれた。
 
===第一次発掘調査の研究成果===
[[画像:丹波竜化石の一部 血道弓・尾椎P1271520.jpg|thumbnail|240px|化石の一部(血道弓・尾椎などが確認できる)]]
 
*これまでに採種され、クリーニングを経て明らかになったもの。
 
:肋骨1点
:尾椎2点
:血道弓3点
:椎骨3点
(以上はティタノサウルス類である可能性の高い竜脚類)
* 獣脚類の歯3点(分類上の詳細不明)
 
== 第二次発掘調査(2008年1月11日~2月末頃) ==
:獣脚類の歯3点(分類上の詳細不明)
[[画像:発掘現場地層断面・丹波竜の発見された現場の第二次発掘調査P1271479.jpg|thumb|240px|第二次発掘調査の様子]]
 
[[2008年]][[1月11日]]より、第二次発掘調査の本調査が開始された。『ひとはく』研究員の指示により、約20名のボランティアスタッフも参加し、毎日午前9時~午後5時頃まで悪天候の日を除き行われている。
==第二次発掘調査(2008年1月11日~2月末頃)==
[[画像:発掘現場地層断面・丹波竜の発見された現場の第二次発掘調査P1271479.jpg|thumbnail|240px|第二次発掘調査の様子]]
[[2008年]][[1月11日]]より、第二次発掘調査の本調査が開始された。『ひとはく』研究員の指示により、約20名の[[ボランティア]]スタッフも参加し、毎日午前9時~午後5時頃まで悪天候の日を除き行われている。
 
== 命名 ==
第一発見者である男性両氏によって、「'''丹波竜'''」([[ニックネーム]])と命名される。当初、二人は他の例などを参考に地元の名を冠した「上滝竜」、あるいは町名である山南町から「山南竜」なども考えたが、丹波市民のみならず、[[篠山]]や[[京都]]の[[丹波地方]]までも含んだ多くの地域の人々にも親しんでもらえるのではないかと言う点と、[[語呂]]のよさを考慮して最終的に「丹波竜」としたという
当初、二人は他の例などを参考に地元の名を冠した「上滝竜」、あるいは町名である山南町から「山南竜」なども考えたが、丹波市民のみならず、[[篠山]]や[[京都]]の[[丹波地方]]までも含んだ多くの地域の人々にも親しんでもらえるのではないかと言う点と、[[語呂]]のよさを考慮して最終的に「丹波竜」としたという。
 
また、当初は個人での「丹波竜」の[[商標]]登録も考えたものの、金儲けとの誤解を招いては不本意と考え、丹波市による申請とし、発見の公式発表日の2007年1月3日まで待ち、2007年[[1月15日]]に[[特許庁]]に、「丹波竜」 の商標登録を出願した。
 
== 地元での反響 ==
[[画像:丹波竜うどん 丹波製麺所P1271560.jpg|thumb|240px|恐竜の発見は町おこしにもなっている(丹波竜うどん)]]
 
==地元での反響==
[[画像:丹波竜うどん 丹波製麺所P1271560.jpg|thumbnail|240px|恐竜の発見は町おこしにもなっている(丹波竜うどん)]]
丹波市は、[[1996年]]より[[人口]]が減少し、[[過疎]]化と高齢化が進む町であり、現在約72,000人の人口の65歳以上の高齢化率は[[2015年]]には3割超える見通しである。この降って湧いたような恐竜発見のニュースは、この町に突然、恐竜ブームを巻き起こした。「恐竜ラーメン」「恐竜うどん」「化石巻(巻きずし)」「恐竜たまごっ茶」など恐竜にちなんだ商品が続々登場し周辺の[[土産物店]]や[[食堂]]の[[メニュー]]などに並んだ。また、丹波市は恐竜の愛称である「丹波竜」の商標登録出願を済ませるとともに「'''恐竜を活かしたまちづくり課'''」を発足。2007年[[5月1日]]からは「'''恐竜化石保護条例'''」を施行した。
 
現在では、「丹波竜」の商標を使用した「丹波竜ラーメン」や「丹波竜うどん」なども売り出されている。
 
== 丹波竜化石工房 ==
[[画像:丹波竜化石工房クリーニング作業P1271543.jpg|thumbnailthumb|250px|丹波竜化石工房でのクリーニング作業]]
 
山南住民センター内 1階に2007年[[12月1日]]に開設された、丹波竜のクリーニング作業を見学できる施設で、丹波竜の資料なども多数展示されている。特に、第1次発掘調査で産出された化石の[[レプリカ]]や、篠山層群より産出した恐竜化石を含む泥岩、生痕化石のほか、丹波竜の解説パネルなども展示されている。
 
* 開館日:[[水曜日]]~[[日曜日]]
:* [[年末年始]]は、12月29日~1月3日まで休館
:* 開館時間:午前10時~午後3時
 
== ギャラリー ==
<gallery>
画像:丹波竜の発見された現場すぐそばの篠山川の旧・上久下村営水力発電所P1271464.jpg|現場は旧・上久下村営水力発電所のすぐ下の川床である
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画像:山南住民センター内丹波竜化石工房・展示室入り口P1271518.jpg|丹波竜化石工房・展示室入り口
画像:丹波竜化石工房設備P1271550.jpg|丹波竜化石工房室内
 
 
</gallery>
 
== 関連項目 ==
* [[恐竜]]、[[恐竜の一覧]]
 
* [[恐竜の一覧]]
* [[リチャード・オーウェン]] - 恐竜(類)「Dinosauria」の命名者
* [[オスニエル・チャールズ・マーシュ]] - コープ(後述)との「化石戦争」において新種の恐竜を次々発見し古生物学に大きく貢献。
* [[エドワード・ドリンカー・コープ]] - マーシュ(前述)との「化石戦争」において新種の恐竜を次々発見し古生物学に大きく貢献。
* [[鳥類]]
* [[ワニ]]
* [[主竜類]]
* [[鳥頸類]]
* [[:Category:化石の画像|化石の画像一覧]]
* [[考古学]]
* [[古生物学]]
* [[地質学]]
* [[古生物]]: [[マンモス]] - [[恐竜]] - [[始祖鳥]] - [[アンモナイト]] - [[アノマロカリス]]など
* [[生きている化石]]: [[シーラカンス]] - [[カブトガニ]] - [[メタセコイア]]など
* [[ミッシングリンク]]
* [[エディアカラ生物群]]
* [[バージェス動物群]] - [[バージェス頁岩]]
* [[澄江生物群]]
* [[年代測定]] - [[示準化石]]
* [[生痕化石]]
* [[微化石]]
* [[進化]]
* [[系統学]]
* [[分類学]]
* [[地球史年表]]
* [[化石燃料]]
* [[偽化石]]
 
== 外部リンク ==
* [http://www.citytambaryu.tamba.hyogo.jpcom/ 丹波市公式ホー竜ドットコページ](丹波市役所)
* [http://www.city.tamba.hyogohitohaku.jp/viewtop/kaseki_news.rbz?cd=2772html 丹波の恐竜化石工房発掘の最新情報](兵庫県立人と自然の博物館)
* [http://www.tambacity-kankou.jp/ 丹波市観光協会]
* [http://local.google.co.jp/maps/ms?ie=UTF8&hl=ja&msa=0&om=1&msid=104601293263590811603.00044187bfcec760a2cc7&ll=35.085325,135.100379&spn=0.012291,0.018239&z=15&source=embed 恐竜化石発掘現場](Google マップ)
*[http://www.tambaryu.com/images/shuttlebus.pdf 無料シャトルバス]
* [http://watchizu.gsi.go.jp/ 地図閲覧システム](国土交通省国土地理院)
*[http://local.google.co.jp/maps/ms?ie=UTF8&hl=ja&msa=0&om=1&msid=104601293263590811603.00044187bfcec760a2cc7&ll=35.085325,135.100379&spn=0.012291,0.018239&z=15&source=embed 発掘現場地図]
* [http://www.geocities.co.jp/NatureLand/5218/tanbaryuu.html 丹波竜](古世界の住人)
*[http://watchizu.gsi.go.jp/ 国土地理院地形図閲覧システム]
 
{{DEFAULTSORT:たんはりゆう}}
[[Category:脚類]]
[[Category:地球史白亜紀の恐竜]]
[[category:古生物|*かせき]]
[[Category:古生物学]]
[[Category:分類学]]
[[Category:地質学]]
[[Category:資料学]]
[[Category:石]]
[[Category:丹波市]]
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