「蟷螂拳」の版間の差分

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また蟷螂拳の'''出勢'''と称される独特の素早い重心移動からの攻撃の威力は、決して他門派に較べて劣るようなものではない。また武術を学んでいない者には打撃力の大小が勝利の条件であり、優れた武術の条件だと考えられている節があるが、もし本当にそうならば蟷螂拳の有する膨大な数の技など、全く必要とされなかったことであろう。
これもひとえに一息中五打の拳訣によるもので実際には弾剄(スプリング)を連続で打ち込むことを得意とするものである。
それと一般的に蟷螂拳を使う人間は痩せた小柄の者だというイメージがあるが、蟷螂拳の発祥地の[[山東省]]の人々は昔から大柄の人間が多く、有名な伝承者にも身長180センチを超える大男も多かった。
その為、蟷螂拳は身長の大きい人間が、その体格を活かして豪快に戦うことにも便利な拳であるといえる。