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; 和田正太郎(わだ しょうたろう) - [[米倉斉加年]]
: 喜代美の祖父。小梅には「正太郎ちゃん」と呼ばれている。小浜でも数少ない若狭塗箸の名職人。塗箸の修行を放棄して家を出た正典をなかなか許そうとはしなかったが、実は正典に塗箸を継いでほしいという望みの裏返しであったと死の間際に告白する。落語好きで喜代美が落語に興味を持つきっかけを作り、喜代美には「喜代美、ぎょうさん笑え。一回きりの人生や。ぎょうさん笑ろた方がええ。」という言葉を残した。また、正典が小浜に戻ってからいつも正太郎が聞いていたテープは正典が正太郎に塗箸を継ぐことを告げた日に小浜で開かれた草若の独演会(演目は「愛宕山」)を録音したものであり、草若に頼み込んでもらったものだった。そのことが正典や喜代美、そして徒然亭一門に影響を与えた。
:なお、小梅がスペインへ移住したのは演じる江波のスケジュールの都合(舞台「大奥」出演など)によるもの。
; 和田小次郎(わだ こじろう) - [[京本政樹]]
: 喜代美の叔父。正典の弟。正典より3歳年下と推定される。堅実な兄とは違い、独身で定職を持たない[[山師]]。いつも失敗に終わるものの儲け話には目がない。その服装は独特なもので派手なアロハシャツを着用し、頭にはサングラスや帽子を身に付けている。