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組織型の実態について補足
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== 分類 ==
* '''淡明細胞型(clear cell)'''<br/>最も一般的で、70%の確率で見られる。その名の通り光顕的に[[細胞質]]が明るい腫瘍細胞として見える。染色体3pの欠損、VHL遺伝子の欠損がしばしば認められる。
* '''顆粒細胞型(granular cell)'''<br/>15%の確率で見られる。好酸性顆粒状細胞([[ミトコンドリア]]の多い細胞)から成る。染色体・遺伝子異常の現れ方は淡明細胞型と変わりがない。[[国際対癌連合|UICC]]ワークショップ腎細胞癌分類においては、両者を区別する必要がないとして「顆粒細胞型」という分類の廃止を勧告している。<ref>「Caner」誌1997年号 P987-989</ref>
* '''色素嫌性型(chromophobe)'''<br/>
* '''肉腫様型(sarcomatoid)'''(または紡錘型spindle)<br/>予後は最も不良。
* '''嚢胞随伴性'''<br/>予後は良好。
* '''乳頭状'''(papillary)
* '''肉腫様型(sarcomatoid)'''(または紡錘型spindle)<br/>本来は上記いずれかの[[組織型]]であったものが、あまりにも[[悪性腫瘍#分化度|脱分化]]が進んで元々の組織型が判らなくなったものである。当然、予後は最も不良。
 
== 疫学 ==
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== 外部リンク ==
* [http://www.ncc.go.jp/jp/ 国立がんセンター]
 
== 脚注 ==
<div class = "references-small"> <references/> </div>
 
 
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