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[[ヒエログリフ]]では、表音文字と組み合わせて使う、意味だけ示して発音されない文字を限定符と呼ぶ。'''決定詞'''(けっていし)と呼ぶこともある。逆に、表語文字の発音を明示するために付け加える文字もあり、音声補充と呼ばれるが、両方を限定符と見なすこともある。<ref>{{citation
| contribution = エジプト文字
| editor-last = 河野六郎
| editor2-last = 千野栄一
| editor3-last = 西田龍雄
| title = 言語学大辞典 別巻 世界文字辞典
| pages = 144-162
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[[漢字]]では、意味または音を示すために加えられる[[偏旁]]が限定符である。意味を表す部首を'''義符'''(ぎふ)または'''意符'''(いふ)、音を表す部首を'''声符'''(せいふ)または'''音符'''(おんぷ)と呼ぶ。例えば「網」は元々「网」であったが、音を明示するために声符の「亡」を加えて「罔」とし、後にさらに意味を明示するために義符の「糸」を加えて「網」とした。<ref>{{citation
| contribution = 限定符
| editor-last = 亀井孝
| editor2-last = 河野六郎
| editor3-last = 千野栄一
| title = 言語学大辞典
| volume = 6