「タカ科」の版間の差分

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最長種は[[ヒゲワシ]]で全長115cm(翼開長や体重において他種が上回る可能性もあるため最大種ではなく最長種とする)。オスよりもメスの方が大型になる。俗に大型種をワシ、小型種をタカと呼称すると思われがちだが、日本国内においても全長80cmの[[クマタカ]]と全長55cmの[[カンムリワシ]]の例もあり明確な区別はない。
 
嘴は鉤状になっており、骨を砕いたり、肉を食い千切るのに適している。爪は長くて鋭く獲物を仕留めるのに用いる他、獲物を捕らえたまま飛行することもできる(動物の死骸を食べる種は獲物を仕留める必要が無くその場で死肉を食べるためこの限りではない)。
草原や海岸などに生息する種は長くて幅広い翼と、短く幅が広い尾羽を持つ。逆に森林に生息する種は相対的に翼が短く、尾羽は細長い。前者は上昇気流を捕らえて長時間飛行が可能になり、後者は障害物の多い森林内での飛行に適していると考えられている。