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[[自転車競技]]の[[ロードレース (自転車競技)|ロードレース]]における'''クライマー'''とは、坂を上ることを得意とするタイプの選手。'''グランパー'''などとも呼ばれる。
== 特徴 ==
一般的には小柄で細身の選手がこのタイプに該当することが多い。身の軽さを活かし、重力に逆らいつつ走らなくてはいけない上り坂で活躍する。プロともなれば常人なら手で自転車を押さないといけないような急坂でもスイスイと上っていく。その反面、パワーの絶対量では劣るため、空気抵抗に逆らって長時間平地を走り続けたり、ゴール前で競り合うことは苦手とする。
== レースでの役割 ==
ステージレースにおいては、平坦ステージやタイムトライアルでは活躍する機会はないが、[[山岳賞]]を狙うほか、総合優勝を狙う選手を上りでアシストするという重要な役目を務める(例:2006年[[ブエルタ・ア・エスパーニャ]]における[[アスタナ#自転車ロードレース|アスタナ・チーム]]の[[アンドレイ・カシェキン]]、2007年[[ジロ・デ・イタリア]]における[[サウニエルデュバル]]の[[レオナルド・ピエポリ]]など)。
複数の厳しい上りが設定された山岳ステージでは、選手の実力が如実に反映され、大きなタイム差がつくことが多いため、山岳ステージの比重が高いステージレースであるジロ・デ・イタリアでは総合優勝を獲得することがたびたびある(例:2001年、2003年の[[ジルベルト・シモーニ]]、2004年の[[ダミアーノ・クネゴ]]など)。
[[世界選手権自転車競技大会|世界選手権]]や[[クラシック (ロードレース)|クラシックレース]]をはじめとしたワンデーレースは、ステージレースに比べて高速でレースが推移し、かつ総距離に占める坂の割合が低いレースが多いため、パワーに劣るクライマーが活躍できる場面は少ない(ただし多数の長い上り坂が設定された[[ジロ・ディ・ロンバルディア]]やヒルクライムレースは別)。▼
▲[[世界選手権自転車競技大会|世界選手権]]や[[クラシック (ロードレース)|クラシックレース]]をはじめとしたワンデ
==代表的な選手==▼
*[[ジルベルト・シモーニ]](イタリア)▼
▲== 代表的な選手 ==
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* [[ミカエル・ラスムッセン]](デンマーク)
== 関連項目 ==
* [[ヒルクライム]]▼
* [[山岳賞]]
** [[画像:Jersey polkadot.svg|20px]][[マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ]]([[ツール・ド・フランス]]の山岳賞ジャージ)
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* [[タイムトライアルスペシャリスト]](TTスペシャリスト、クロノマン)
* [[オールラウンダー (自転車競技)|オールラウンダー]]
▲* [[ヒルクライム]]
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