「コーヒー酸」の版間の差分

'''コーヒー酸'''は[[ケイヒ酸]]のパラ位及びメタ位がヒドロキシ化された[[芳香族]][[カルボン酸]]、[[フェニルプロパノイド]]。化学式はC₉H₈O₅、分子量は196。[[キナ酸]]との[[エステル]]が[[クロロゲン酸]]であり、メタ位の水酸基がメトキシ基になったものは[[フェルラ酸]]として知られる。その他エステルとして植物界に広く分布し、その一部は[[タンニン]]として知られる。生合成は[[チロシン]]あるいは[[フェニルアラニン]]が原料であり、ケイヒ酸の酸化による。