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'''『国民経済雑誌』'''(こくみんけいざいざっし)は、[[1906年]]([[明治]]39年)に創刊された日本最初の経済・経営・商の学術専門雑誌。現在は[[神戸大学]]経済経営学会によって刊行が続けられており、同大学[[大学院]][[経済学研究科]]・[[大学院]][[経営学研究科]]の機関誌となっていである。
 
== 概 ==
'''日本最初の経済・経営・商学の学術雑誌'''。現在は[[神戸大学]]経済経営学会によって刊行が続けられており、同大学[[大学院]][[経済学研究科]]・[[大学院]][[経営学研究科]]の機関誌となっている。
 
== 歴史 ==
[[日露戦争]]期までの日本では、社会科学系の学術雑誌としては[[東京帝国大学]]の『[[国家学会雑誌]]』([[1887年]]創刊)、[[京都帝国大学]]の『法律学・経済学・内外論叢』([[1902年]]創刊・現在の『[[法学論叢]]』・『[[経済論叢]]』の前身)などが刊行されていたが、経済学プロパーの学術雑誌は刊行されていなかった。そこで[[東京商科大学 (旧制)|東京高等商業学校]]の藤本幸太郎と[[神戸商業大学 (旧制)|神戸高等商業学校]]の坂西由蔵の2人が編集主幹となり、1906年6月、東京の出版社である宝文館から月刊の『国民経済雑誌』を創刊した(創刊時の誌名は『經濟學商業學國民經濟雜誌』)。
 
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その後編集主体は神戸高商の大学昇格にともない[[神戸商業大学 (旧制)|神戸商業大学]]、[[神戸経済大学]](ともに[[旧制大学]])と変更され、現在の[[神戸大学]]に至っている。
 
== 沿革 ==
*[[1906年]]6月:『經濟學商業學國民經濟雜誌』として宝文館より創刊( - 38巻6号(1925年6月号))。
*[[1925年]]7月:[[神戸高等商業学校]][[神戸大学経済経営研究所|商業研究所]]編集による『國民經濟雑誌』に改称(39巻1号 - 46巻3号(1929年3月号))。
*[[1929年]]4月:神戸商業大学商業研究所編集に変更(46巻4号 - 76巻2号(1944年2月号)。
*[[1944年]]3月:神戸商業大学大東亜研究所編集に変更(76巻3号 - 77巻3号(同年9月休刊号))。
*[[1946年]]9月:神戸経済大学経済研究所編集として復刊(78巻1号 - 80巻5・6号(1949年9月号))。
*[[1950年]]1月:神戸経済大学國民經濟雜誌編集委員会編集に変更(81巻1号 - 83巻6号(1951年6月号))。
*[[1951年]]7月:神戸大学経済経営学会編集に変更(84巻1号 - )。
 
 
== 関連項目 ==