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'''通志'''(つうし)は[[南宋]]の[[鄭樵]]が書き、[[高宗 (宋)|高宗]]の[[紹興]]31年([[1161年]])に本となった。形式は断代史を批判して'''通史'''である『[[史記]]』をまね、[[三皇]]から[[隋]][[唐]]各代までの法令制度を記録する[[政書]]、[[十通]]の1つ。全書200巻、考証を3巻付け加え、'''[[紀伝体]]'''としての帝紀18巻、皇后列伝2巻、年譜4巻、二十略51巻、列伝125巻を包括しているが、中でも二十略が最も高く評価される。『[[通典]]』『[[文献通考]]』とならんで'''三通'''と評される。
 
== 二十略 ==
二十略は[[紀伝体]]における「書」・「志」といった分野をより拡充したものである。これは『史通』の影響を受けたもので、従来の政治史や人物伝に偏りがちな歴史の記述・論評を、様々な学術分野の発展の様子に重きを置いたものにしたいという抱負から生まれた。以下に概要を述べる。
*氏族略 - 姓氏の来歴
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[[zh:通志]]