「建設業会計」の版間の差分

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'''建設業会計'''(けんせつぎょうかいけい)とは、工事の着工から引き渡しまで1年以上かかることの多い建設業界の特殊性を考慮して作られた[[財務会計]]の制度である。
なお、同様の特徴を持つ[[造船業]]などにおいても適用される。
 
==会計基準==
日本において、長期請負工事に関する収益の計上は、工事完成基準と工事進行基準のいずれかの選択適用となが認められている。
しかし、国際会計基準においては工事進行基準のみが認められている。
 
;[[工事進行基準]]
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==勘定科目==
建設業会計の特徴は、[[勘定科目]]にも表れている。
 
;[[完成工事高]]
:[[売上]]勘定に相当するものである。
 
;[[未成工事支出金]]
:[[棚卸資産]]勘定に相当するもので、進行している工事の[[売上原価]]のうち、まだ[[損益計算書]]を通じて費用化されていないものをいう。