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市販に出ることはないが、[[ヘビトンボ]]の幼虫も、地元では「ざざむし」として食されている。
 
漁期は寒中に設定されている。ざざむしを取るのに天竜川上流漁業協同組合では入漁料も必要となる。漁業として取る場合には、[[網]]により捕獲するが、個人的な漁では、石の裏にいるざざむしをピンセットで捕獲することも行われている。伝統的には四つ手という、十字に組んだ竹に網をつけたものを使って漁獲する。季節は冬で、12月から2月までの3ヶ月が漁期である。伊那市近辺では佃煮にして調理したものが同市の名物[[郷土料理]]となっている。
 
少々ならず古い情報であるが、下記参考文献(安松,1965)に鳥居酉蔵によるざざむしの構成種分析結果がある。数値は生体重100匁あたりの比率である。
*ヒゲナガカワトビケラ幼虫 72.85%
*[[シマトビケラ]]の1種幼虫 14.22%
*チャバネヒゲナガカワトビケラ幼虫 5.87%
*[[ヘビトンボ]]幼虫 5.73%%
*カワゲラの1種幼虫 0.21%
*[[ヒラタドロムシ]]の1種幼虫 0.21%
*[[ナベブタムシ]] 0.28%
*カワエグリトビケラの1種幼虫 0.14%
*[[ナガレトビケラ]]の1種幼虫 0.07%
*[[ミズムシ]] 0.28%
*シナノビル(?) 0.14%
 
== 関連項目 ==
*[[ざざむしの佃煮]]
 
== 参考文献 ==
*安松京三 『昆虫物語 昆虫と人生』 新思潮社、1965年
 
[[Category:食品|ささむし]]