「シトロエン・GS」の版間の差分

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=== スタイリング ===
内外装共に、イタリア人[[フラミニオ・ベルトーニ]]の後をうけた、シトロエンのチーフデザイナー、[[:en:Robert Opron|ロベール・オプロン]]の率いる社内チームでデザインされた。しかしGSには1967年に[[ピニンファリーナ]]がオースチン1800/1100をベースにデザインした空力的なファストバックセダンのプロトタイプ「エアロディナミカ・1800/1100」の影響も顕著に見られる。また近年には、[[ジウジアーロ]]の [[いすゞ・117クーペ|117・117クーペ]]のプロトタイプの一台 がシルエット/プレスラインに亘って GS に酷似していると比較画像を並べる国内サイトも現われている。
 
従って100%オプロンとシトロエンの創意とは言えないものの、GSのスタイルは、特にフロント周りやリアホイールアーチの処理に見られるシトロエンらしさ、アンダーパワーながら高い巡航速度を可能にした良好な空力特性、そしてエレガンスを同時に実現した1970年代カーデザインの傑作で、時流に大きく先んじたものであった。1974年にデビューする上級モデル「CX」のデザインも、GSの延長線上にある。