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'''プラスミン'''(plasmin, [[EC番号|EC]] 3.4.21.7)は線溶系に属するたんぱくタンパク質分解酵素(プロテアーゼ)の一種。[[セリンプロテアーゼ]]、エンドペプチダーゼに分類される。
 
反応は[[フィブリン]]やフィブリノーゲンを分解して血栓を分解するというものである。
 
プラスミンは通常プラスミノーゲンの形で[[血漿]]に含まれており、プラスミノーゲンアクチベーター([[ウロキナーゼ]]、[[ストレプトキナーゼ]])によって活性化される。活性化はプラスミノーゲンの[[アルギニン|Arg]]-[[バリン|Val]]間のペプチド結合の分解によって起きる。ただし、凝固系が働いているときはプラスミノーゲンアクチベータインヒビターによってプラスミノーゲンアクチベータが不活化している。プラスミンはプラスミンインヒビターと呼ばれるたんぱくタンパク質によって阻害を受け、必要なときだけその作用を発揮するようになっている。
 
ヒトプラスミノーゲンの[[遺伝子]]は[[第6染色体]]のq26–27に存在する。[[蛋白質|たんぱくタンパク]]で、分子量は700k[[ドルトン (単位)|D]]程度。
 
[[category:酵素|ふらすみん]]