「徐州市」の版間の差分
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== 概説 ==
徐州市の中心部は微山湖の南岸に位置する。北は[[山東省]][[臨沂市]]
徐州市は東経116度22分、北緯33度43分から58分の間。黄淮平原の中心に位置し、大洞山、泉山、皇姑山、雲龍山などの丘に囲まれている。かつて[[黄河]]の河道があったが、現在は沂河、沭河など淮河支流が流れ、中国を縦断する[[大運河]](現在の京杭運河)も街を通っている。年降水量は850mm、年平均気温は14℃。
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=== 項羽の都 ===
[[戦国時代 (中国)|戦国時代]]中期には[[宋 (春秋)|宋]]や[[楚 (春秋)|楚]]などにより彭城は争奪された。[[秦]]の末期、その強圧的な統治に民衆が反乱を起こし、現在の江蘇省一帯は農民起義の中心地となった。[[紀元前209年]]、下相(現在の[[宿遷市]]
劉邦は追い詰められたが、配下の韓信らの後方撹乱などで窮地を脱し、再び楚に進撃した。[[紀元前202年]]、漢軍は[[下邳]](現在の[[邳州市]])を占領し、彭城を守る将軍・項佗は投降した。項羽軍はこの後に[[垓下の戦い]]で全滅し、項羽は烏江で自害し[[楚漢戦争]]は劉邦の勝利に終わった。
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