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よく乾燥した板(ヒキリ板)と棒(ヒキリギネ)を用意し、板に穴を開けてその上に棒の先がはまるほどのくぼみを作る。
くぼみに棒の先をあてがい、高速で回転させる。非常に労力を要するため、紐と棒で弓状の道具を作り、紐の部分を棒に一周させて前後に動かすなど(ユミギリ式)すると効率的。摩擦によって黒い粉が生じたら、さらに回転速度を上げる。煙が起き始めたら静かに息を吹きかけて小さな赤い火が起きるのを確認する。さらに上記の籾殻などを加え、徐々に火を大きくする。
 
== 火種の維持 ==
[[マッチ]]や[[ライター]]がなかった頃は、火をつけるのはそれほど簡単ではないかったから、一度つけた火種はできる限り保持することが望ましかった。[[火鉢]]などでは火のついた[[炭]]に[[灰]]をかけることで長持ちさせることができた。
 
なお、[[火縄銃]]の場合、縄が火種となるわけだが、まさか開戦時に火をおこすわけに行かないから、あらかじめ火縄に火をつけ、これを消さないようにしなければならなかった。
 
== 火種の継承 ==