「ミツユビカモメ」の版間の差分

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{{生物分類表
|省略 = 鳥綱
|名称 = ミツユビカモメ
|画像=[[画像:Kittiwake.jpg|250px|ミツユビカモメ]]
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}}
 
'''ミツユビカモメ'''(三指鴎、学名:''Rissa tridactyla'')は、[[動物|動物界]][[脊索動物|脊索動物門]][[鳥類|鳥綱]][[チドリ目]][[カモメ科]][[ミツユビカモメ属]]に分類される鳥。ミツユビカモメ属の[[タイプ_(分類学)|模式種]]。
 
== 分布 ==
北[[大西洋]]、北[[太平洋]]、[[地中海]]、[[北極海]]
 
[[日本]]では[[冬季]][[越冬]]のために[[九州地方|九州]]以北に飛来する([[冬鳥]])。
 
== 形態 ==
全長39cm。雌雄同色。全身は白い羽毛で覆われる。翼の上面の羽毛は青味がかった灰色で、[[風切羽|初列風切]]の先端が黒い。
 
嘴は黄色。後肢は黒く、英名の由来になっていると思われる。種小名''tridactyla''は「3つ指の」の意で、第1指が痕跡的で趾が3本しかないように見えることが由来で和名と同義。
 
夏羽は頭部が白いが、冬羽は眼後部に黒い斑紋が入る。若鳥は嘴が黒く、後頸に黒い筋模様が入る。また翼の上面に[[アルファベット]]の「M」字状の斑紋があり、尾羽先端部の羽毛が黒い。
 
== 亜種 ==
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食性は動物食で、[[魚類]]、[[軟体動物]]等を食べる。海面に浮かびながら頭部を水中に入れて獲物を捕食するが、潜水して獲物を捕らえることもある。
 
繁殖形態は卵生で、岸壁等に土や枯草等を踏み固めた皿状の巣を作り1回に主に2個の卵を産む。集団営巣し、大規模な繁殖地([[コロニー]])を形成する。雌雄とも抱卵を行い、抱卵期間は25-32日。生後4-5年程で性成熟する。
 
==Sibley分類体系上の位置==
{{Sibley
|[[鳥綱]] [[w:Aves|Aves]]
|[[コウノトリ目 (Sibley)|コウノトリ目]] [[w:Ciconiiformes|Ciconiiformes]]
|[[チドリ亜目 (Sibley)|チドリ亜目]] [[w:Charadrii|Charadrii]]
|[[チドリ下目 (Sibley)|チドリ下目]] [[w:Charadriiformes|Charadriiformes]]
|[[チドリ小目 (Sibley)|チドリ小目]] [[w:Charadriida|Charadriida]]
|[[カモメ上科 (Sibley)|カモメ上科]] [[w:Laroidea|Laroidea]]
|[[カモメ科 (Sibley)|カモメ科]] [[w:Laridae|Laridae]]
|[[カモメ族 (Sibley)|カモメ族]] [[w:Gull|Larini]]
}}
 
== 画像 ==
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== 参考文献 ==
* 『原色ワイド図鑑4 鳥』、[[学習研究社]][[1984年]]、79頁。
* 黒田長久監修 C.M.ペリンズ、A.L.A.ミドルトン編 『動物大百科8 鳥類II』、[[平凡社]][[1986年]]、157頁。
* 『小学館の図鑑NEO 鳥』、[[小学館]][[2002年]]、65頁。
 
== 外部リンク ==
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{{DEFAULTSORT:みつゆひかもめ}}
[[Category:カモメ科]]
{{Bird-stub}}
 
[[af:Swartpootbrandervoël]]
[[bg:Трипръста чайка]]