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{{medical}}<p style="margin-top:0.5em;">
{{drugbox
| IUPAC_name = 5-acetamido-4-guanidino-6-(1,2,3-trihydroxypropyl)-<br />5,6-dihydro-4''H''-pyran-2-carboxylic acid
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| routes_of_administration = 吸入
}}
'''ザナミビル'''(Zanamivir)は[[インフルエンザ]]治療薬。ザナミビル水和物として[[グラクソ・スミスクライン]]社により商品名「リレンザ<sup>&reg;</sup>;Relenza<sup>&reg;</sup>」が販売されている。[[A型インフルエンザウイルス]]、[[B型インフルエンザウイルス]]に効果を示すが、[[C型インフルエンザウイルス]]には無効である
 
==概要==
ザナミビルは、[[ノイラミニダーゼ]] (neuraminidase; NA) と呼ばれる酵素によりウイルスが感染細胞表面から遊離することを阻害し、他の細胞への感染・増殖を抑制する。そのため、ノイラミニダーゼを持たないC型インフルエンザウイルスには無効。インフルエンザウイルスの増大を防ぐ作用を持つ薬剤であるため、感染初期における治療開始が有効である。インフルエンザ症状が発症後48時間以降に治療を開始した際の有用性は確立されていない。
同様の作用機序を持つ薬剤として[[オセルタミビル]](タミフル<sup>&reg;</sup>; リン酸オセルタミビル)がある。
 
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2007年1月にタミフル<sup>&reg;</sup>と同様にインフルエンザに対する予防投与が認可(日本)。[[タミフル]]の異常行動事例による使用制限で注目される薬となった。しかしながら、ザナミビル(リレンザ)でも異常行動事例が確認され始めている。今後、タミフルに代わってリレンザの使用頻度が増加した場合、タミフルと同様の異常行動事例の報告が増加していく可能性がある。ただし、この神経症状は(オセルタミビルにおいても)薬害ではなく、'''[[インフルエンザ脳症]]'''である可能性もあり、因果関係は現在のところ不明である。
 
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[[category:抗ウイルス薬|さなみひる]]
[[category:生理活性物質|さなみひる]]
 
[[de:Zanamivir]]