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Umiyuri (会話 | 投稿記録)
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落語・詩吟・民話といった音声を伴う情報について、古くは[[語り部]]や徒弟関係による[[口伝]]や[[物真似|声帯模写]]といった行為により音声は伝えられていた。しかし時代の変化などによる正確な再現という面で難があった。音楽はもっぱら、楽譜を頼りに演奏者が作曲者の意図を解釈したものを聴衆が楽しんでいた。楽曲の権利者を「出版社(者)」と呼ぶのは音楽が楽譜で流通していたことの名残りである。
 
録音の歴史は、[[1877年]]に[[トーマス・エジソン]]が円柱型アナログレコードを開発した事に始まる。なお[[1857年]]には[[エドアード・レオン・ スコット]]による[[フォノトグラフ]]と呼ばれる装置もあったが、フォノトグラフは音声を波形図に変換する[[地震計]]のような装置で、当時は音声を再生する事は出来なかったが、2008年に米国の科学者チームが1860年に録音されたフランス民謡「月の明かりに」の再生に成功した。
 
:実際にはフランス人[[シャルル・クロス]]が、円盤を使ったほぼ同機構の録音装置に関する論文を、エジソンの録音装置発表の約四ヶ月前に発表していた。しかし実際に利用できる実物を完成させたのはエジソンが先であったため、「録音装置の発明はエジソン」といわれるようになっている。