「東屋 (源氏物語)」の版間の差分

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'''東屋'''(あずまや)は、『[[源氏物語]]』五十四帖の巻名の一つ。第50帖。第三部の一部「'''宇治十帖'''」の第6帖にあたる。
 
巻名は、[[浮舟]]の隠れ家を訪れた[[薫]]が詠んだ和歌「さしとむるむぐらやしげき 東屋のあまりほどふる雨そそきかな」(東屋に葎が生い茂って戸口を塞いでしまったのか、あまりに長い間雨だれの落ちる中で待たされるものだ)に因む(元来「東屋」とは東国の簡素な造りの住まいを指す言葉だが、近年では転じて庭園や公園に設けられた休憩用の小さな建物を指す)
 
 
==あらすじ==