「徹夜祷 (ラフマニノフ)」の版間の差分

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奉神礼における演奏出典ほか
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*8. (ポリエレイ)主の名を讃め(ほめ)あげよ
*9. 主よ爾(なんじ)は崇め(あがめ)讃め(ほめ)らる
*10. [[日本ハリストス正教会#「ハリストス」|ハリストス]]の復活を見て
*11. わが心は主を崇め
*12. (大詠頌)至(いと)高きには光栄 神に帰し
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「晩祷」には3つの様式が認められる。「[[ズナメニ聖歌]]」(第7番、第8番、第9番、第12番、第13番、第14番)と、より朗誦的な「ギリシャの旋律」(第2曲と第15曲)、そして「キエフ聖歌」(ズナメニ聖歌のウクライナ版、第4曲と第5曲)である。作曲に先立ってラフマニノフはステパン・スモレンスキーのもとで古い聖歌を研究した。このため本作は「スモレンスキーの追憶に」献呈されている。混声4部合唱のために作曲されているが、多くの場合に声部数は3声から8声まで変化する。声部が沢山分かれている場合でも男声と女声が同じ旋律・副旋律を歌って厚みを加えているなど、[[ボルトニャンスキー]]の[[合唱コンチェルト]]をはじめとするイタリア由来の合唱聖歌作法と、伝統的に行なわれていた単声聖歌への参祷者([[奉神礼]]への参加者)各々の発意による和声付け唱法とを融合させている。
 
==関連項目==
* [[生神女]]
 
== 奉神礼聖歌略史 ==