「ザルカ川」の版間の差分

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この川を渡ろうとしたヤコブは、エサウが軍勢を連れて近づいていると聞き不安になった。夜中、先に一族にヤボク川を渡らせ、最後に渡ろうとしたヤコブは不思議な人物に組みつかれ、一晩中格闘をした。夜明け前、どうしても食い下がるヤコブに対し、相手は自分は[[天使]]であると告げて、ヤコブに「神と戦った者」を意味する[[イスラエル]]を名乗るよう祝福して去った。夜が明けてヤコブがヤボク川を渡ってすぐエサウ一行が現れ、不安を抱えるヤコブにエサウはもう憎んでいないと言い抱擁した([[創世記]]32章23節)。
 
ヤボク川は[[イスラエル十二支族]]のうちの[[ルベン]]および[[ガド]]の領土と、[[アモン人]]の領土との間の境界であった([[民数記]]21章24節、[[申命記]]2章37節と3章16節、[[ヨシュア記]]12章2節)。また[[アムル人]]の王シホン(Sihon)の領土はアルノン川からヤボク川まで広がっているとも書かれている([[民数記]]21章24節)。[[士師記]]11章13節および22節では、アモンの王がヤボク川の返還を要求している。[[エウセビオス]]はヤボク川をゲラサ(Gerasa、現在の[[ジェラシュ]])とフィラデルフィア(現在のアンマン)の間であると書いている。
 
{{JewishEncyclopedia}}