「桂音也」の版間の差分

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==来歴==
[[神戸大学]]卒業後、[[朝日放送]]にアナウンサーとして入社。後輩の[[道上洋三]]、[[乾浩明]]らと[[落語研究会 (サークル活動)|落語研究会]]を作り趣味で落語をやっていたが、1967年よりフリーになり、[[1970年]]4月に[[桂枝雀 (2代目)|2代目桂枝雀]]に入門。同年3月に[[桂べかこ|べかこ]](現在の[[桂南光 (3代目)|桂南光]])が入門していたが、朝日放送時代から枝雀より落語の指導を受けていたので実質的な一番弟子と言える。[[1939年]]生まれの師匠枝雀より年上で、フリーのアナウンサーという異色の落語家であり、落語家としては桂音也を、フリーのアナウンサーとしては今井音也を名乗った。「音也」の名は1960(昭和35)年の浅沼稲治郎暗殺事件の実行犯山口二矢に由来していると生前証言していた。
 
落語家としては、アナウンサーのはっきりとした口調が不利だと言われたが、逆にその特徴を生かし旅ネタの導入部をニュース風に語るなど常に工夫をしていた。とくに[[新作落語]]や[[古典落語]]の改作を手がけ、現在でも[[米朝一門]]の落語家によって演じられる事がある。また、[[2006年]]現在開催300回を超え、多くの落語家の初舞台の場ともなっている「岡町落語ランド」は、音也が始めた勉強会「音也寄席」が発祥となっている。