「ノート:日本語の方言」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Baldanders (会話 | 投稿記録)
FAT26 (会話 | 投稿記録)
42行目:
 
「個別の方言に関する研究というものが殆どされていない」というのは事実と非常に大きく異なります。日本語の方言研究は言語学的観点から非常に豊かな成果をあげています。一般の人が多く注目する単語(いわゆる俚言)だけではなく、音韻、文法、アクセントなど様々な分野の研究が各方言についてかなり豊富にあり、それに基づいた方言区分なども多くの研究者によって研究されています。「アホバカ分布図」のような言語地理学に基づいた語彙の分布地図も何百という語彙について作られています。各方言についても語彙、音韻、文法、アクセントなどの詳細な先行研究が数多くあります。これらの先人の成果は図書館に足を運べば誰でも容易に利用できるはずです。私も最近何度もそのような資料に当たっていますが、量が非常に膨大で一人では何年かかるかも分からないほどです。現在の日本語の方言の記事は、このような豊かな先行研究を利用することも存在を認識することもなく、自分の知っている範囲の単語や言い回しなどをただ書き連ねて終わってしまっているものが多く非常にもったいなく感じます。このような記述はいくら個人の実体験・内省に基づくとはいえ、ウィキペディアの編集者が若い人に偏りがちだということもあり、学術的に偏った・間違ったものにもなりがちです(私も地元の方言の記事を編集したあと資料に当たってそれを痛感しました)。せっかく豊富な先行研究があり、いくつかの資料をつき合わせて検討することである程度一般的であろう区分を考えることもできるのですから、それを利用しない手はありませんし、そうすることで「独自の研究」を防ぐこともできると思うのですがいかがでしょうか。いくつかの学術的区分が考えられる場合、ある程度一般的認識にも近いものにするなどの配慮も可能でしょうし。 [[利用者:Enirac Sum|Enirac Sum]] 2008年4月7日 (月) 05:57 (UTC)
 
:方言の研究がされてないと一般的に断言してしまったのは確かに誤りです。撤回します。しかし膨大にあるであろう研究も対象に偏りはあるのではないでしょうか?ちなみに私の地域の方言について府立図書館で何度かキーワードも変えて蔵書検索しましたが、「国立国語研究所調査員委託調査報告書」の写しという1冊しかありませんでした。「自分の知っている範囲の単語や言い回しなどをただ書き連ねて終わってしまっている」ことは確かに好ましいことではありませんが、それらの研究資料を見つけて補足していくことはこれからの作業です。しかし、研究対象としてあまりとりあげられていない方言---非常に狭い地域としての「~弁」--であるならそれも致し方ない(単語や言い回しなどの羅列など)こともあると思います。いずれにしても「独自の研究」から脱していくように努力はしていかなければならないとは思いますが。 -----これは横道の話ですのでこれでやめます。個別方言の記事名についての意見としては、そういう確固とした研究に基づく名称が存在するならそれで、そうでないならその中のブランチとしての「~弁」(たとえ単語や言い回しなどの羅列に留まっているものについても)で良いと思います。----[[利用者:FAT26|FAT26]] 2008年4月8日 (火) 03:32 (UTC)
 
伊予弁の改名提案から来ました。伊予弁は全国方言一覧辞典では愛媛県方言とありますが、伊予方言と表現されることはあまりないように思えます。サーチエンジンテストは当てになるものではありませんが、"愛媛方言"の方が多いですね。言語学などには明るくないですが、個人的には伊予弁は伊予弁ですし、改名するにしても「愛媛県の方言」といったように何かの名称ではない記事名がいいのではないかとも思います。…が、そうなると独自の研究の温床になりかねないのが問題ですが…。<small>しなくていいんじゃない?は言っちゃダメでしょうか。</small>--[[利用者:Baldanders|Baldanders]] 2008年4月8日 (火) 01:37 (UTC)
ページ「日本語の方言」に戻る。