「シトルリン」の版間の差分

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[[ミトコンドリア]]で[[オルニチントランスカルバモイラーゼ]]によって触媒される、[[オルニチン]]と[[カルバモイルリン酸]]の反応で[[リン酸]]と共に生成する。また、サイトソルで[[アスパラギン酸]]、[[アデノシン三リン酸|ATP]]と反応し、[[オルニチン]]と[[アデニル酸|AMP]]、[[ピロリン酸]]となる。この反応は[[アルギニノコハク酸シンテターゼ]]によって触媒されるが、この酵素が欠けていると血中にシトルリンが蓄積し、また尿中に排出されるようになって[[シトルリン血症]](シトルリン尿症)を発症する。
 
シトルリンはコドンで指定されてるアミノ酸でないため通常はたんぱくタンパク質に含まれないが、タンパク質中のアルギニン残基がペプチジルアルギニンデイミナーゼによってシトルリンに変えられる。また、関節リウマチ患者の80%はシトルリンを含むタンパク質に免疫反応を示すため、診断に用いられている。
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