「空手バカ一代」の版間の差分

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「実話を基にしたノンフィクション作品」という触れ込みではあったが、[[真樹日佐夫]]によると「内容の八割以上は梶原の創作だった」とのことである。しかし、荒唐無稽だが迫力のある原作、それを余すところなく表現した劇画調の筆致で、連載中は絶大な人気を誇った。本作に触発されて極真会館に入門し空手を始めた人間は非常に多く、極真の歴史を語る上で欠かせない作品である。また第二部に登場する[[大山茂 (空手家)|大山茂]]、[[山崎照朝]]、[[添野義二]]ら高弟の中には、現在でも指導者として活躍している人間が多い。
 
第一部は「世渡り下手の空手バカ」大山倍達を主人公とする「求道劇画」であった
山篭り以後一貫して背中まで伸びた長い髪の毛を振り乱す姿はまさに幽鬼のごときでありすさまじい迫力であった。

第二部からはストーリーの軸が、大山個人から極真会館の当時の高弟へとシフトしている。中で連載再開当時は、つのだ版を懐かしむ読者の声多く、人気は伸び悩んだ。中盤よりはじまった[[芦原英幸]]を中心にした話はとりわけ人気が高く、を持ち直した。
そのため別の高弟のエピソードや武勇伝が芦原のものとして描かれることも多かった<!--劇中での芦原のあだ名「ケンカ十段」や、ヤクザ15人KO事件は安田英治のエピソードである-->。これらのことが、やがて梶原と大山の間に確執を生んだとされている。
 
== アニメ版 ==