「固着性」の版間の差分

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さらに[[造礁サンゴ]]や[[シャコガイ]]では、体内に[[褐虫藻]]を共生させ、その光合成産物を受け取ることもしている。
 
海の[[生態系]]、特に[[海岸]]や浅海においては、固着性の生物は大きな比重を占める。岩礁海岸の[[潮間帯]]では、海藻と共に固着性動物の[[帯状分布]]が顕著に観察され、よく研究の対称になっている。
 
== 固着性と進化 ==
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* [[太陽虫]]類:ごく一部
* [[有孔虫]]類:ごく一部
* [[繊毛虫]]類:[[ツリガネムシ]]類、吸管虫類など
* [[えり鞭毛虫]]類:少数あり
 
[[動物界]]
* [[海綿動物]]門:ほぼ全部
* [[刺胞動物]]門:[[サンゴ]][[イソギンチャク]][[ヒドラ]][[ポリプ]][[クラゲ]]の幼生)
* [[有櫛動物]]門*コトクラゲ
* [[輪形動物門]]:マルサヤワムシなど
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これらに対する対策のため、船底や養殖の網に対して、[[重金属]]や薬剤の含まれた塗料などが工夫されたこともある。しかし、これらの成分による海洋汚染も懸念される。
 
また、船が世界中を行き来できるようになったことから、これらの固着性動物の凡世界的分布化が進んでいる。また、そこから各地の海岸生物相の撹乱が起きていることも報告されている。